最近よく言われるのが、「AIを使えるようになっておけよ」という言葉です。

いや、もはや「最近」でもありません。
ここ2、3年は、皆さんも聞き飽きているほど聞いていると思います。

だけど、そのほとんどが何も考えていない発言だと思うのです。
上司は何を持って「AIを使えるようになっておけよ」と言っているのか、おそらく彼ら自身もわかっていないでしょう。

昔、似たようなことがありました。
2000年初頭までは、「これからはITの時代」とくどくど言われていました。もうPCを使うことは当たり前だったのに、です。

使い方は、チャットとエージェント

「AIを使える」ってどういうことだろう、と改めて考えてみます。

AIの使い方は、一つはチャット、一つはエージェント
このブログを見つけて読んでくれている方には、この2つの違いなんておわかりでしょうから、特に違いは書かなくていいかと思います。

「拡張」と「代替」という観点

もう少し概念的に考えてみると、「AIを使える」には、もう一つの観点があると思います。

一つは、自分の能力を拡張すること
つまり、自分だけではできないことをできるようにすることです。壁打ちしていいアイデアや企画をアウトプットしたり、そもそも作れもしないプログラミング開発物を作ったり。

もう一つは、自分がやっている作業を代替してやってもらうこと
大量のタスクを自動化したり、自分がやったら時間がかかることをいっぺんにやってもらったり。

大抵の人は、前者をチャットでできるようになれば、「AIを使える」と認められるかもしれません。
けど、後者までできて、ようやく自分が楽になるまでAIと一緒に仕事ができると言える状態でしょう。

もちろん、前者と後者を掛け算できれば、おそらくこれから10年は大丈夫なAI人材と言えるんでしょうね。

で、今の自分はどうなのか

では、今の私がどれくらい「AIを使えるか」。

まだまだ全然で、まず後者ができていません。
そもそもどうしても「自分でやった方が良い・早い」となってしまっているのが現状です。

今はいかに、AIに任せる「」を増やせるか。
直近の課題は、よく言われる「任せられるマネージャ」になることですね。